このまま

こころのままに

世界線

君のこと 本当に大好きだった

憧れでもあったし 投影でもあった

住まいのようでもあった

ひとつに溶け合って ずっと 同じものを見ていたかった

 

いま 君はいない 君しかなかった僕はいない

 

世界は以前よりやさしい

 

大切にしたいものが 沢山 沢山出来た

僕はひとりまっすぐと立っている

 

ただ視界がぼやけて 側にある大切のひとつひとつの輪郭が よく見えていない

 

いやだ

 

僕はこの世界の住人になりたい

目を凝らして まっすぐ しっかりと 立っていく